こにぴー

初心者ポケモントレーナーの独り言。

<SVs3最終2175位>人生初R1900達成~サイクルの基礎中の基礎を学ぶ~

アローラ!はじめましての方ははじめまして!そうでない方は1か月ぶりですね。

こにぴーと申す者です!今回は人生で初めてレート1900を超えたということで、文章として残していこうかなと思います。

拙い文章ではありますが、最後まで読んでいっていただけると幸いです!

 

目次(よければご活用ください)

 

1)本題に入る前に…

 

今回、僕はタイトルにもあるように最終2175位でした。一般的に構築記事というのは上位勢(主に最終3桁以上)の方が書くことが多いです。しかし、僕は構築記事は全人類書くべきだと思っています。理由としては簡単で、自分が目指しているレベルの構築記事が一番参考になるからです。例えば僕は最終3桁を目標に対戦しているので、最終3桁の方の構築記事を参考にすることが多いです。最終4桁を目標にしている方は4桁の方の構築記事を参考にすべきだと思います。最終日付近の超上位勢の方たちのメタゲームを学ぶのではなく、何度も潜って構築をブラッシュアップする過程を学ぶ方が有益だと思うからです。(決して超上位勢の方がしていないとは言っていないが、たくさんの構築から感触のいい構築を握ることが多く、ずっと使い続ける訳ではないと感じているため。)

 

2)構築完成までの経緯

 

(以下常体)

前期までは雨パと呼ばれる少し変則的な構築を使用していて、基本がなっていないと感じていたため、今期はサイクル戦を理解することを目的とした構築を使用することにした。

 

今期の構築をまだ組んでなかったため、youtubeでレンタル構築を探していたところ、しざよさんという強者の方のレンタル構築を見つけ、その構築で環境を理解することにした。

その構築の中の「鉢巻カイリュー+チョッキジバコイル+オボンヘイラッシャ」の並びがかなり手に馴染んだため、今回はこの3匹と心中することに決めた。

 

この3匹では少し特殊火力に欠けるため、特殊高火力ポケモンを探すことにした。そして今期最強の特殊ポケモン、「ハバタクカミ」を採用した。

 

このままではキノガッサミミッキュの対面的な構築にぐちゃぐちゃにされてしまうため、こいつらに基本的には勝つことができ、裏にもキノコの胞子の圧力をかけることのできる「モロバレル」を採用した。

 

ラスト1枠にはステルスロックを撒けるカバルドンを採用していたが、この6匹ではキョジオーンを崩すことができなかったので、キョジオーンに対して勝率の高い「ドドゲザン」を採用して、構築を完成とした。

 

3)個体紹介

 

カイリュー マルチスケイル @拘り鉢巻 テラ飛行

 努力値:意地っ張りH36 A252+ S220

 技:逆鱗 地震 テラバースト 神速 

 

基本選出その1であり本構築のエース。テラスタルは基本的にこいつに切る。テラスタルしなくても地震、神速など優秀な技が多く、HPが1でもあれば仕事ができるポケモンだったと思う。そりゃ前期最強な訳だ。

 

<ダメージ計算>

※HP実数値が奇数になるように努力値を振って計算する

 無振り→H努力値0or4 , H振り→H努力値244or252振り

※"+"表記は性格補正を表す

・テラバースト(飛)

 無振りサーフゴー…49.1‐58.3%(乱数2発)

 HB+サーフゴー…29.5-35.3%(乱数3発)

 Hカイリュー(マルチスケイル)…40.7-48.0%(確定2発)

 HB+カイリュー(マルチスケイル)…28.8-34.4%(乱数2発)

 無振りヘイラッシャ…60.5-72.0%(確定2発)

 Hヘイラッシャ…53.0-63.1%(確定2発)

 HB+ヘイラッシャ…39.7-46.7%(確定3発)

 Hセグレイブ…75.2-88.7%(確定2発)

 Hカバルドン…63.3-74.5%(確定2発)

 HB+カバルドン…46.6-54.9%(乱数2発)

 

・神速

 Hセグレイブ…37.6-44.4%

 無振りテツノドクガ…74.2-87.8%

 無振りマスカーニャ…67.6-80.2%

 無振りテツノブジン…56.4-66.5%

 無振り水ロトム…58.4-68.8%

 HB+水ロトム…38.8-40.2%

 

ジバコイル アナライズ @突撃チョッキ テラ水

 努力値:控え目H236 B4 C12+ D252 S4

 技:10万ボルト ラスターカノン ボルトチェンジ ミラーコート

 

基本選出その2。重要なサイクルピースを担う。このルールはチョッキを誰に持たせるかがかなり重要であり、その中で一番ポピュラーなジバコイルを採用した。地面タイプを採用している構築が少なかったこともあり、ボルチェンがかなり押しやすかったと思う。引き先がいるなら地面タイプが出てくるタイミングでラスターカノンを押すこともできた。ラスカでガブリアスに半分くらい入る。強い。

 

<被ダメージ計算>

※相手の攻撃方面の努力値は252とする

 ハバタクカミシャドーボール…22.9-27.5%

 ハバタクカミマジカルフレイム…28.5-34.3%

 眼鏡ハバタクカミシャドーボール…34.3-42.1%

 眼鏡ハバタクカミマジカルフレイム…43.5-51.5%

 サーフゴーシャドーボール…12.5-14.9%

 テツノツツミハイドロポンプ…29.2-34.9%

 

〇ヘイラッシャ 天然 @オボンの実 テラ地面

 努力値:意地っ張りH20 A236+ B252

 技:ウェーブタックル 地震 欠伸 守る

 

基本選出その3。主にセグレイブを受ける。電気テラバされた時火力アップアイテムを持っていなければオボン込みで2耐えできる。苦しかったら地面テラして地震を押す。ちなみにセグレイブが無振りでも5/16でしか落とせないし、基本的に耐久に振っているので倒せない。サイクル下で削ることを基本的な役割とした方がいい。電気テラ以外なら基本的には突っ張ってこないので攻撃もしくは欠伸が良いと思う。

 

<被ダメージ計算>

 +セグレイブ地震…21.5-25.5%

 +セグレイブ地面テラ地震…32.0-38.2%

 +セグレイブきょけんとつげき…38.6-46.1%

 +セグレイブテラバースト電気…50.9-61.5%

 

〇ハバタクカミ 古代活性 @命の珠 テラノーマル

 努力値:臆病H4 C252 S252+

 技:ムーンフォース シャドーボール サイコショック 身代わり

 

特殊高火力。持ち物に関しては何持たせればいいかわからなかったため珠にした。

身代わりが無いと使っていてあまりにも弱かったので拘れなかった。ブーストエナジーは1回しか発動しないのでその時が来るまで2匹で対戦しないといけないのが苦しかったのでやめた。襷は身代わりを使えないので却下。

ドラゴンに対しての圧力があったと思う。サイコショックかマジカルフレイムか問題があるが、テツノドクガが苦しすぎたためサイコショックにした。ちなみに初手で対面してドクガが引いてきたことは一度もなかった。ただし、火力アップがないと乱数50%でしか倒せないので注意。マジフレ切るなら構築段階でジバコイルやアーマーガアにもう少し強くしておくべきやったなと反省。

 

モロバレル 再生力 @黒いヘドロ テラノーマル

 努力値:呑気H252 B252+ D4

 技:ギガドレイン クリアスモッグ イカサマ キノコの胞子

 

イルカマン、ミミガッサに対してのピンポイントメタ。使い方は想像の通り。サーフゴー、キョジオーン、コノヨザルには胞子が通らないので注意。マジで書くことない。

 

 

〇ドドゲザン 総大将 @黒い眼鏡 テラ悪

 努力値:意地っ張りH252 A252+ S4

 技:ドゲザン 身代わり 剣の舞 不意打ち

 

一真面目に1から考えたポケモン。ほんとにこいつがキョジオーン対策枠で最強説はある。キョジオーンを起点にすることしか考えていない。フェアリーテラスはドドゲザン対面で切らないと信じている。鉄壁がないキョジオーンは全部カモ。身代わり→剣舞(積めるだけ)→ドゲザンで裏まで全部吹き飛ぶ。上手く守るや自己再生のタイミングに合わせて投げると強い(カイリュー地震で殴ってからの引きなど)。ラウドボーンのフレアソングは身代わり貫通するし、天然まであるので注意。キョジオーンセグレイブハバタクカミみたいなのが来たらイージーもいいところ。(ハバタクカミのチャームボイスは考慮しないものとする。)

 

4)きつかったポケモン

 

カバルドン…1匹眠らされて裏で積まれるだけで苦しい。サイクル構築は積み構築が苦手という意味が初めて分かった。

 

・コノヨザル…初手カイリューコノヨザル対面、飛行テラバでぶっ飛ばしたいけど命懸けされたらゲームエンドやし、投げつけるされたら苦しいし、引いてもステロ撒かせるし、、とにかくぐちゃぐちゃにされる。割り切って次の対戦に行こう。

 

・テツノブジン…こいつシンプルに強い。多分構築弱いのもあるけどこいつが投げられない構築の方が少ない気がする。強かった。

 

5)選出

 

基本選出→カイリュー+ジバコイル+ヘイラッシャ

キョジオーン入り→カイリュー+ドドゲザン+@1

受けループ→カイリュー+ドドゲザン+ジバコイル

ミミガッサ入り、イルカマン入り→カイリュー+モロバレル+@1

テツノドクガ入り→ハバタクカミ+@2

 

僕の場合、選出の決め方として

1.上記の対策ポケモンを仕込んだポケモンがいるか

2.基本選出で勝てない(キツい)ポケモンがいるか

3.基本選出を崩してでも投げたい(刺さっている)ポケモンはいるか

の順で選出を考えていました。多くの人が自然とやっていると思いますが一応。

あくまで僕の考えなので鵜呑みにはしないでくださいね!

 

6)最終成績

 

最終順位2175位

レート1913

 

これまでの最高レートは1860なので50も記録更新です!

7)使用したもの

 

ポケマネ様…ダメージ計算、素早さ計算

しざよ様の動画…

youtu.be

しざよ様のtwitter(1) しざよ(@channelzayo)さん / Twitter

 

僕のtwitter(1) こにぴー(@konipixie_524)さん / Twitter

 

8)終わりに

ポケモン対戦の中で最もスタンダードかつ最も奥の深いサイクル構築の基礎を学ぶことができてよかったです。初めて「相手の型ははじめは読まないで、サイクル下で理解していく」という言葉の意味が分かりました。一応レンタルパーティーも公開しているので、もしも使ってみたいとお考えでしたらご活用ください。来期以降は4月から本格的に受験生ということもあり潜りません。この記事を読んでくださった皆さんが1年後僕のことを覚えていてくれて、ツイッターでいいねやリプを送ってくださると幸いです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!長い別れとはなりますが、必ず帰ってきますので!ではではまたどこかでお会いしましょう!

ベストウィッシュ!!!

<S2対戦レポート>初心者から中級者へ、今の僕に足りないもの。

アローラ!はじめましての方ははじめまして。そうでない方は1か月ぶりです。こにぴーと申す者です。今期は前期の記事にも記載したように5000位以内を目標にペリッパーフローゼルで遊んでました。何故か序盤から調子が良く、基本的に5000位以下で対戦することはありませんでした。しかし、最終日前日、3000位くらいから潜って3桁まで見えていたのに、突如勝てなくなってしまったのです。その原因について、ある程度考察してきました。できるだけ自分の見たくない部分について触れました。少しでも皆さんの参考になればと思います。

{よろしければtwitterのフォロー(下にリンク有)、こちらに飛んでこれたツイートのふぁぼリツ等、よろしくお願いします!}

 

(以下常体)

Ⅰ)全体の流行の流れ

 

序盤は前期の流行がそのまま反映されるため、構築記事を読みながら潜ることで前期の振り返りをすることにした。

・「ステルスロックカイリュー+サーフゴー」の並びの流行

・「アンコール」の強さがプレイヤー全体に浸透

・「飛行テラカイリュー」が流行

・鉢巻ではなく、ゴツメを持った神速カイリューの流行(神速、地震、羽、竜舞)

  ↓

時が経ち、環境が変化した。

カイリュー対策として、

「拘りトリック」「ボルトチェンジ+ゴーストタイプ」が提唱された。その2点を満たせるポケモンとして「HC眼鏡水ロトム+サーフゴー」の並びが確立された。

その並びに対して少し抗えるH振りサザンドラが微増した。

結局カイリューは最後までいたが。

 

Ⅱ)自分の構築の変遷

 

前期 ペリッパー フローゼル カバルドン カイリュー ドドゲザン モロバレル

 

シーズン序盤 カバルドン→ドラパルト(炎テラ珠陽気AS)

       カイリュー:ラム→ゴツメ

 

シーズン中盤 カイリュー→HDカバルドン

 

最終日2日前 カバルドンジバコイル

        ドドゲザン:黒い眼鏡→チョッキ、HAS→HA

 

最終日 ペリッパー フローゼル ジバコイル ドラパルト モロバレル ドドゲザン

最終4429位R1852

Ⅲ)何故勝てなかったのか

 

・軸の選択ミス

・環境に刺さっていないフローゼルを捨てる選択ができなかったこと

・目標が5000位以内→3桁にいつの間にかすり替わっていたこと

・連敗するとどこまでも落ちていってしまったこと

・最終日付近に不安になり、急に構築、型を変えてしまったこと

・変に勝ってしまったため、試行錯誤のペースがいつもより落ちてしまったこと

・「強いポケモンをメタる」発想はあったが、「強いポケモンを使う」発想が身につい      ていなかったこと

 

総じて、少しでも上位を目指そうとしているプレイヤーとして重要な部分が大きく欠けているということが今期の敗因であると考察した。軸を丸ごと変えてしまうと、構築がなくなってしまうためなかなか踏み出せい。そのレベルの構築力しかないのに、様々なポケモンを触らなかったことは、今思えば本当に謎である。せめてイルカマンくらいは触ってもよかったのに。また、構築力がないのに急に使い慣れていないポケモンを使えば当然負ける。それを理解していたから同じポケモンを使っていたはずなのに、焦りから自分を見失ってしまった。最終日付近の自分の選択は、毎回構築記事の初めに書くポリシーに反している。改めて謎である。

 

Ⅳ)これからどのように戦っていくべきなのか

 

明確である。「強いポケモンを使うこと」だ。いろんなポケモンを使うことは、相手の思考の理解、構築力のアップ、理由付けできる選出・プレイングにつながると思う。最終日まで構築を隠すようなレベルではないし、まだまだ脳内と実機の差も大きいため、直前になって理解度の低いポケモン、構築を使用するのは負けの一途を辿るだけだ。それも色んなポケモンに触れることで少しは改善されるだろう。少しでも上に上がろうと思うなら、もっとポケモンに向き合うほかないと推測される。

 

Ⅴ)終わりに

 

今季、刺さった言葉がある。

 

『ランクマッチはその性質上「5度の辛勝と4度の惜敗」よりも、「4度の圧勝と2度の惨敗」の方が高い価値を持つ。』___めろ様「サイクル破壊サザンドラ」引用

 

まさに、自分は前者であったのだ。勝っても負けても相手の型や持ち物との嚙み合いで、明確にメタった並びがあるわけでもなく、逆にこちらが新たな並びを生んだわけでもない。この言葉は、今までの僕のプレイングスタイルを正面から否定してくれたように思う。ただ、まだこの言葉の意味を正確には理解できていないと思う。この言葉の意味を真に理解し、それを実行できるレベルになったとき、僕はプレイヤーとして大きく成長しているだろう。

 

まあ、こんだけ話しておいて僕は3月末で一旦ポケモンから距離を置くのだが。

大学受験があるので、そちらの勉強をします。春から高校3年生なので。ちなみに学力はだいぶん足りてないですw

 

Ⅵ)使用したもの、引用、twiiter

 

・めろ様の育成論記事(無断なので怒られたら消します。)

claris-bradbury.hatenablog.com

・ダメージ、素早さ計算…ポケマネ様

・僕のtwitterこにぴー (@konipixie_524) / Twitter

        よろしければフォローのほうよろしくお願いします!

 

それではそろそろお別れです。最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました!よわよわ高校生プレイヤーですが、あと2か月頑張ります!受験期のtwitterでの活動や、ブログ更新などは来月以降に書かしていただきます。

またお会いしましょう!ベストウィッシュ!

<S1最終8601位>逆風に抗う荒波、行動保証の無い者を飲む!

アローラ!はじめましての方ははじめまして、そうでない方はお久しぶりです。こにぴーと申すものです。

SV一発目のシーズンということで対戦人口も多く、剣盾中後期に比べ順位の上りずらさを感じていましたが、何とか最終4桁に滑り込むことができました。決して強い構築ではありませんが、相手にしていて「雨パ使いって何を考えているのだろう」と感じることもあるかと思いますので是非目を通していってください!

 

 

 

Ⅰ)こにぴーのプレイングスタイル

僕は強いポケモンを強く使い上位を目指すというよりかは、好きなポケモンを使ってポケモンを楽しむということをモットーにしています。決してザシアンやサンダーが嫌いというわけではありません。好きなポケモンの方がより思い入れ強くポケモンに取り組めるということです。もしかしたら読んでいてなぜ弱いとわかっていながら強い構築に変更しないのかとイライラされるかもしれませんが、そういうことです。許してください。

 

Ⅱ)構築完成までの経緯

(以下常体)

今作のテラスタルの使い方は大きく分けて1.火力を上げてのごり押し、2.耐性を変化させ有利不利を逆転させるの2つだと感じた。

僕は今回1.火力上昇による破壊に着目した。そこで真っ先に思い浮かんだのが雨パだ。

ただでさえ受けきることが難しい雨パにテラスタルまで加わればそうそう受けきれない。ということで構築を組み始めるのだが、今作特性が雨降らしのポケモンは「ペリッパー」のみなので採用。

特性すいすいのポケモンフローゼルとカジリガメがいるが、そこはより好きな方、「フローゼル」を採用した。

フローゼルは強いのだが、ヘイラッシャに対しては後出しであっても勝てない。また、後出しのミミッキュキノガッサにも弱いのでそれらに対して強い「モロバレル」を採用。この3匹を主軸として残りのポケモンたちを決めていった。

兎に角ぴりか様のレンタル構築をお借りしていた時、一番肌に合ったのが「ドドゲザン」だったので採用。

雨ターンのリセットや乱数をずらすためのステルスロックを撒くことができ、汎用性の高い「カバルドン」も採用。

ラスト1枠はニンフィアを採用していたが、ギリギリ削り切れなかったポケモンをスイープできたり、相手を眠らせている間に積むことができる「カイリュー」を採用して構築が完成した。

 

Ⅲ)個体紹介

 

ペリッパー 雨降らし 控え目 @気合いの襷  テラ草

実数値(努力値):135-63(-)-121(4)-161(252+)-90-117(252)

技:波乗り、暴風、冷凍ビーム、蜻蛉帰り

 

天候起動要因。HBで冷や水、羽休めといった技を採用した方が環境には多いが、その型ではヘイラッシャやアーマーガアといった物理受けを崩すことが困難になるため今回はCSで採用した。正直Sに振るのが強いかと言われると怪しいが、流行りの残飯カイリューに対して冷凍ビームを押すのが強いため、降っていてもいいかなとは思う。ちなみにS無振りロトムは106のため、お察しの通り面倒なことになる。改善案としてはSを削って耐久に割く。個人的には無振りサーフゴー抜きの105以上が使いやすいと思う。現環境ではHBより意外と速いほうが使いやすいと感じた。

草テラスタルモロバレルキノガッサの催眠対策。電気タイプの技を受けるのにも有効かと思う。ただ基本的にはフローゼルに切るのでこいつにテラは切らない。

 

フローゼル すいすい 意地っ張り @拘り鉢巻 テラ水

実数値(努力値):165(36)-172(252+)-75-×-70-163(220)

技:ウェーブタックル、滝登り、アイススピナー、アクアジェット

 

本構築のアタッカー。本当に強かった。不意の草・水・竜テラスタル、貯水ドオー、行動保証のあるポケモンには弱いが、その他は蹂躙していた。Sは通常時最速ミミッキュ抜き。影打ちより上からアクアジェットを押すため。あまりこの状況にはならなかったため正直もう少し落としてもいい。下記のダメ計を見てもらえれば分かるが、乱数的に少し足りない部分がある。そこをステルスロックや蜻蛉返りなどでずらしてあげるとフローゼルがさらに輝きだす。

やることが1つしかないのはマイナスポイントではある。単体選出もできるイルカマンでよくない?と言われると、正直黙ってしまうが、ペリッパーイルカマンは雨パというよりはイルカマンワンマンアーミー構築だと思っているので、愛の差でフローゼルが勝った。

 

(ダメ計) ※「+」は性格補正を表す

雨下

・無振りサザンドラ→水テラウェーブタックル乱数1発(68.8%)

・無振りドラパルト→水テラウェーブタックル確定1発

・無振り水ロトム→水テラウェーブタックル確定1発

・HB+水ロトム→水テラウェーブタックル確定2発

・HB+サーフゴー→水テラウェーブタックル確定1発

・H252ウルガモス(草テラ)→水テラウェーブタックル確定1発

・HB+ラウドボーン(妖テラ)→水テラウェーブタックル乱数1発(93.7%)

・HB+アーマーガア→水テラウェーブタックル乱数1発(93.7%)

・HB+ニンフィア→水テラウェーブタックル確定1発

・HB+コノヨザル→水テラウェーブタックル乱数1発(50%)

・HB+キョジオーン(霊・飛行テラ)→水テラウェーブタックル乱数1発(6.3%)

・HB+ヘイラッシャ→水テラウェーブタックル確定3発

・H252マリルリ→水テラウェーブタックル乱数1発(6.3%)

・HB+ドオー→アイススピナー確定2発

 

カイリュー マルチスケイル 意地っ張り @ラムの実 テラ無

実数値(努力値):183(132)-204(252+)-116(4)-×-122(12)-114(108)

技:逆鱗、瓦割り、竜の舞、神速

 

選出率は低かったものの投げた試合は必ず活躍してくれた。瓦割りはドドゲザンを絶対に〇すという強い意志の表れ。この構築に投げられるドオーは100%貯水なので安心して竜の舞を押していた。やはり優先度+2は強かった。年が明けてから使いだしたポケモンだったので、もう少し早くから使っていればもっと強く使えたと思う。

Aはぶっぱ。Sは+1で最速ガブリアス抜き抜き。素早さラインの調整は分からんかった。なんせ剣盾でもカイリューを使ったことがないから。Hは4n-1調整。ステルスロックのダメージが最小になる。比較的有名な努力値振りだと思う。(準速ペリッパーより遅い!)

 

(ダメ計)

・HB+ドオー(貯水、@ヘドロ)→+1無テラ神速乱数2発(27.3%)

乱数低いやんと思われるかもしれないが、正直HBに振り切っているドオーは存在しないのでそこまで心配しなくていい。

 

カバルドン 砂起こし 腕白 @オボンの実 テラ地



 実数値(努力値):215(252)-132-170(252+)-×-93(4)-67

技:地震 ステルスロック 欠伸 吠える(←吹き飛ばしにしろ)

 

この構築にはアンチシナジーに見えるポケモンだが、強かったポケモンフローゼルのところでも書いたが、相手の体力を1/16、1/8削ってくれるのが本当に強かった。また、ペリッパーの蜻蛉+フローゼルの攻撃の2ターンで1匹持って行けても、裏から神速カイリューやドドゲザン、ミミッキュなどが来た時に受け出しながら雨ターンをリセットできるため、雨が切れるまで粘らないといけないといった雨パ特有の悩みがなくなるのが本当に助かった。かなり新提案ではあるが考えるほどに面白い、いい並びだったと思う。水ロトムが死ぬほど重いのだけネック。HDもありやったかも。

 

〇ドドゲザン 総大将 意地っ張り @黒い眼鏡 テラ悪

実数値(努力値):191(124)-200(212+)-142(12)-×-106(4)-90(156)

技:ドゲザン アイアンヘッド 剣の舞 不意打ち

 

影の実力者。兎に角ぴりか様が動画で紹介されていた振り方をパクらせていただいた。不意打ちで縛れる範囲、受け出しを許さない火力、ペリフロが倒れた後に投げるとまじで強い。竜・霊・無を半減に抑えることができるため、流行りの先制技やタイプに投げやすいのが魅力。不意打ち択と格闘テラだけは最後まで大変だったが、炎は雨で半減、格闘・地面にはペリッパーがまさかの補完を見せ、雨との相性がかなり良かった。次回以降も使い続けたいポケモンランキング1位。調整意図等は動画(下にリンク有)に記載されていたので是非確認してほしい。僕の記事の100億倍強くなれると思う。

 

モロバレル 再生力 呑気 @黒いヘドロ テラ無

実数値(努力値):221(252)-105-134(252+)-105-101(4)-45(-)

技:ギガドレイン クリアスモッグ イカサマ キノコの胞子

 

安心と信頼の耐久。黒いヘドロはトリックされても強い。雨や砂とはアンチシナジーなので光合成は採用せず、代わりにギガドレインを採用。トリトドンやヘイラッシャ、水ロトムなどに打つ。意外とアリだなと思った。神速カイリューやマスカーニャ、ヘイラッシャ、ミミッキュキノガッサマリルリを主な役割対象としていたため、非常に投げやすかった。サーフゴーとキョジオーンは雨やドドゲザンが気合いで破壊してくれる。イルカマンは正直怪しさもあるが何とか眠らせてギガドレで回復。なお、すべてのポケモンにおいて最速起きは考慮しないものとする。起きられたら2/3で勝ってたから仕方がないと言って切り替えよう。

ラスタルは切らないので正直何でもいいが、選択肢としては耐性強化の鋼、地割れ考慮の飛行、神速を透かす霊など。僕はミミッキュや残り僅かなサーフゴー、コノヨザルに対してワンチャンを掴む無を採用した。ちなみに切ったことはない。切ったらヘドロ食らうのでほんとにほぼ負けの最終局面でのみ切るかどうか考える。

 

Ⅳ)選出

・雨の通りが良いとき→ペリッパー フローゼル @1

・@1の負担が大きすぎるとき、雨が通っていないとき

     →ペリッパーまで含めた5匹から3匹を柔軟に選択

 

Ⅴ)結果

最終8601位R1860

211勝177敗(貯金34)

 

Ⅵ使用したもの、リンク

・ポケマネ様(ダメ計、素早さ計算)

・兎に角ぴりか様のyoutube(勝手に紹介しているので怒られたら消します。)

youtu.be

・僕のtwitterこにぴー (@konipixie_524) / Twitter

 

Ⅶ)後語り

ロマンのあるパーティで1か月間走り切れたなという思いです。もともと今期の目標は最終4桁なので一応目標は達成です。

ラスタルというルールに難しさを感じていたのですが、テラスタルを切るポケモンを絞ることによって自分が切る分にはそこまで難しくなかったかなという印象です。ただ、耐性の変化は難しい部分も多く、正直嚙み合いゲーでは?と思う動きも多くみられました。知らないテラスタルによるイライラとは多分ずっと付き合っていくこととなりそうですが、自分のやりたいことをやる、好きなポケモンを活かせるような構築づくりといった僕のポリシーを忘れずやっていこうと思います。来期は5000位以内を目指して頑張ります!いわゆる厨ポケをまだあまり触ってないから別の構築を組みたい。ちなみに現時点では軸さえ未定。これを世の中に出しているということは別の構築を組むということやと思う。多分。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!もしよろしければ僕のtwitterを貼っていますのでフォローよろしくお願いします!ポケモン好きということが分かればフォローバックさせていただきます。気軽に僕のツイートにリプ等反応いただけると嬉しいです!

ではでは、またどこかでお会いしましょう!

ベストウィッシュ!

 

 

 

 

<s33対戦レポート>ラスト剣盾、夢を乗せて悪天候!

アローラ!はじめましての人ははじめまして、そうでない人はお久しぶりです。こにぴーと申す者です。

今期は幻ポケモンを持っていない&勉強モードに入るため、ランクマラストシーズンとなりました。1度だけ達成した最終3桁を目標として400戦以上潜りました。結果から言うと最終4桁でしたが、感謝を伝えるためにも今回はブログに残そうと思います。拙い文章にはなりますが、ゆっくりしていただけると幸いです。

 

1)構築完成までの経緯

(以下常体)

 

まず初めに今回は自分が活躍させたかったポケモン、「ブラックキュレム」を構築に入れることを確定させた。Bキュレムはザシアン、日食ネクロズマが多く存在してる現環境ではかなり向かい風なポケモンである。採用理由は完全に5世代愛。

ザシアンを受けないことには構築的に流石にどうしようもないので「ヌオー」の採用も確定。Bキュレムに素早さ的に有利の取れる黒バドレックス、ムゲンダイナへの打点として「バンギラス」の採用も確定となった。

次に伝説のもう1枠を決めるのにかなり難航した。鋼打点の炎タイプとして同じく5世代からレシラム、火傷でBキュレムの積む隙を作りやすいホウオウ、シンプルにザシアン、、、などたくさん考えた結果、自分自身使いやすさを感じている「カイオーガ」を採用することにした。

ここまでで重すぎて笑えないゼルネアス、ナットレイ、ウーラオスなどに対して上から強い打点を持っている「エースバーン」を選択した。

最後の1枠は一生決まらなかったが、水地面(貯水)枠に対してタイプ上かなり有利且つS-1ザシアンをBキュレムが抜くことができるため、伝家の宝刀「ワタシラガ」を選択して構築が完成した。

 

2)個体紹介

 

〇Bキュレム テラボルテージ @命の珠 陽気

技:氷柱針、クロスサンダー、身代わり、竜の舞

実数値&努力値:201(4)-222(252)-120-×-110-161(252+)

 

構築の軸。H実数値199のザシアンに対してA+1ダイサンダーが一度ゴツメを触っていてくれたら11/16で倒せる。先にダイアイスで霰を降らしていたら霰ダメ+ゴツメダメ+ダイサンダーで確定一発。ザシアンに対しての動きはヌオーで受けていなして積む隙を作ることを意識すれば実はそこまで悪くなかった。

今回はドラゴン技を切って身代わりを採用している。メタモン対策という面もあるが、後述するカイオーガには必ず受けポケモンが存在し、多くの場合補助技(欠伸、宿り木の種、ステルスロック)を所持しているため、そこに合わせて身代わりを押すことで積める可能性を少しでも高めるようにしている。

やはり火力はぶっ壊れていた。身代わり竜舞ダイマの簡単3ステップで勝てた試合もあり、やはりランクマで好きなポケモンを活躍させることができると嬉しい。

 

カイオーガ 雨降らし @拘りスカーフ 臆病

技:潮吹き、熱湯、冷凍ビーム、雷

実数値&努力値:175-×-111(4)-202(252)-160-156(252+)

 

伝説枠2。やっぱこいつの潮吹きの一貫を作るのが楽しい。ただひたすらに爽快。

構築にカイオーガ対策が入っていないことなどありえないのでそこに合わせてBキュレムやワタシラガに引くことで積みの隙or眠り粉チャンスを作ることができる。ラス1でのスイープ性能の高さだけでなく、選出誘導の決まりやすさもこのポケモンの強さの1つだと思う。

持ち物は個人的にはスカーフが一番使いやすさを感じた。ダイジェットを積まれた後でも上から殴れる、日ネクに竜の舞を積まれたターンに投げても行動できる余裕があるなど、苦手ポケモンが多く、1回積んだ後は対面的な使い方をしたいBキュレムとかみ合っていたと思う。

 

〇ヌオー 天然 @ゴツゴツメット 図太い

技:自己再生、熱湯、欠伸、守る

実数値&努力値:202-×-137-85-86-60

 

技構成に非常に悩まされた。自己再生、欠伸は個人的に必須だと思っていたが、残りが難しすぎる。攻撃技を地震にしてザシアンに対する遂行速度を上げるのも選択肢だったが、それでは飛行タイプ(特に霊獣ランドロス)になす術がない。そこで欠伸とはアンチシナジーではあるが物理高火力に対してサイクル下で30%を押し付けることができる熱湯にした。残りの1枠はダイマ枯らしととんぼ返りでの帰宅を許さない守るにした。正解はわからない。ちなみにこのヌオーは野生産。

 

〇エースバーン リベロ @突撃チョッキ 意地っ張り

技:かえんボール、飛び跳ねる、アイアンヘッド、不意打ち

実数値&努力値:155-184(252+)-95-×-96(4)-171(252)

 

ナットレイ、ザシアンへのかえんボール、抜き性能を高めるダイジェット媒体の飛び跳ねる、ゼルネアスや氷タイプへの打点としてアイアンヘッド、黒バドに打ったりHPが残りわずかなポケモンに対して押す不意打ちを今回は選択した。正直欲しい技がありすぎてほんとに難しかった。抜くなら飛び跳ねるかな。

無振りゼルネアスに対してダイスチルが117.4%~138.3%

H156B252+ゼルネアス(B+1でザシアンの巨獣斬耐え)に対してダイスチルが76%~90.5%

 


バンギラス 砂起こし @拘り鉢巻 意地っ張り

技:ロックブラスト、噛み砕く、地震、炎のパンチ

実数値&努力値:191(124)-204(252+)-131(4)-103-125(36)-93(92)

HD…C252黒バドのダイホロウ(アストラルビット)+ダイソウゲン(エナジーボール)確定耐え

A…ぶっぱ

S…4振りエアームド抜き、-1最速ゲロゲ抜き、-1準速ロトム抜き、-2準速130族抜き抜き

B…余り

スポンジさんというポケモン強者が使っていた型。気に入っている。

 

言うことなしの最強ポケモン。交代して出てきたザシアンに対して地震をぶち当てるのが楽しすぎる。H199なら最高乱数以外は耐えられてしまうが、無振りなら確定1発。

噛み砕くのBダウンでさらに火力が伸びるときもあるのですごく楽しかった。ハチマキやメガネ、実は珠よりもロマンがあって好き。

 

〇ワタシラガ 綿毛 @気合の襷 図太い

技:ギガドレイン、宿り木の種、眠り粉、堪える

実数値&努力値:167(252)-59-139(228+)-100-154-84(28)

 

カイオーガが呼ぶ水地面タイプのポケモン(トリトドンガマゲロゲ)に対して刺していくポケモンというのは名目上で、本来の目的は催眠運ゲーである。こいつで眠らせることによってBキュレムの竜舞の隙を作ったり、カイオーガがタダで潮吹きを打つことができたりする。結局67%でしか勝てないが、負け試合を拾う勝ち筋を作っているにしては破格の数字である。宿り木の種は持ち物や技の関係上HPをたくさん消費するBキュレムや、削れたカイオーガの潮吹きの威力を再度上げるなど、非常にかみ合う場面が多かったように感じた。持ち物は諸説あるが、個人的には襷が一番安定すると思う。定数ダメがうざいのでこの構築にマッチしていたかは定かではない。

 

Ⅲ)結果

 

最終2373位(R1702)

瞬間最高R1824(8/29)

 

保存してれば最終640位前後だったため余計に悔しい。敗因は自分がポケモンのことが好きすぎたから。そうまとめておこうと思う。でないと涙が出てしまうから。

 

Ⅳ)スペシャルサンクス

 

・色Bキュレムバンギラスを貸してくださった妖子さん

twitterで絡んでくださっている皆さん(特に第一パン筆頭株主の皆様←見てくれた一部にのみ伝わるやつ)

 

Ⅴ)最後に

 

今回は本当にたくさんの人に応援してもらった。終盤に三桁に乗った際も、たくさんの方があと3日がんばれ!と言ってくれたし、レート溶けて落ち込んでた時もたくさんの方に励ましていただいた。だからこそ最終3桁にこだわり、皆さんに恩返しがしたかった。ただただ悔しい。剣盾最後のランクマッチと位置づけ、どんなに苦しくても潜り続けた1ヶ月間、最高に楽しかった!序盤元気で5日でR1700を超えたと思いきやその3日後には負け越していた。そこから試行錯誤して負けても何度でも這い上がって、ついに終盤に3桁を掴んだ瞬間は本当にうれしかった。悔いはないと言いたいが悔いしかない。でもこの2年半の自分の成長に、自分が確立した自分なりのポケモンとの向き合い方に、自分の生活に欠かせない存在となったこの素晴らしいポケモンに、撤退を決めた瞬間、心の底から感謝した。

まとまりも落ちもない文章となってしまったことを謝罪します。でも、僕にとってのポケモンは言葉にできないくらい大きな存在なのです。

本当に最後と声を大にして言わせてほしい、「ポケモン、大好きだ!!」

最後まで読んでいただきありがとうございました。下に妖子さんと僕のtwitterのリンクを張っておきますので、ぜひともフォローお願いします。仲間大会を開こうかと考えていますので、その際は、拡散、参加よろしくお願いします。

 

それでは!ベストウィッシュ!

 

妖子さんのtwitter

妖子🔥(@gegepoke)さん / Twitter

 

僕(こにぴー)のtwitter

こにぴー(@konipixie_524)さん / Twitter

S31レポート マイナーポケモンの無限の可能性

アローラ!こにぴーと申すものです。S31お疲れさまでした。僕は最終日は潜れなかったものの、その他の日はほとんど潜り続けていました。3桁チャレンジが2回あったものの両方逃してしまい、惰性で対戦し続けた結果、落ちていったという感じです。

結果は出ず、悔いが残るシーズンでしたが僕は今シーズン潜っていて、ポケモンというゲームの素晴らしさを再認識させられました。それはずばり、「マイナーポケモンの可能性」です!拙い言葉ではありますが、読んでいただけると幸いです。

 

Ⅰ)結論の出た環境

皆さんは環境トップの構築は?と聞かれると何を思い浮かべますか?オーガザシアン、ザシイベル、ホウオウ黒バド…様々とは思いますが、僕は「黒バドザシアン」と言うと思います。現環境の構築の組み方として、「伝説2匹+ザシアン受け+黒バド受け+オーガ受け+@1」というのがかなり主流です。その結果、構築が似たり寄ったりになり、面白みに欠けるように感じます。s31は開拓が進んでいるようでTier1が決まっているため、そこまで大きな変化がなかったように思います。

 

Ⅱ)その先にあるのは

この先2か月、環境はどうなっていくのでしょうか。おそらく伝説の並びではなく、一般ポケモンの開拓が進んでいくと思います。黒バドザシアンを1匹で相手ができるポケモンバンギラスガオガエンに絶対負けないポケモン、様々ではあると思いますが、伝説の高すぎる種族値に仮想敵を絞ることで対抗していくのだと思います。シザリガーサワムラーはその一例に挙がるかと思います。自分はタイプの刺さりと技の追加効果の優秀さから「モルペコ」を採用していました。役割対象は黒バド、ルギア、ホウオウ、カイオーガイベルタルなどです。A種族値が95しかないのでワンパンとはいきませんが、かなり削ってくれました。

 

Ⅲ)終わりに

伝説2体ルールの本番はここからだと思っています。構築に幅が出てくるようになると思うので、それに対応できる汎用性の高い構築を作れるよう、試行錯誤していこうと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。ではではS32頑張りましょう!ベストウィッシュ!

 

 

s28使用構築~綿毛の布団で最高の睡眠を~<最終832位>

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こんにちは。初めまして、こにぴーと申す者です。

 

今回はそこそこ対戦に潜って楽しく、最終3桁を達成できた構築の思い出を残すために構築記事を書こうと思います。初めて構築記事を書くので、拙いとは思いますが、ゆっくりしていっていただけると幸いです。

 

Ⅰ)こにぴーのプレイングスタイルについて

 

まずは僕のプレイングスタイルについてです。普通の方(上位を目指している方)は「勝つこと」を目標に、軸を決め、強いポケモンを採用していくのが基本方針です。しかし、僕は「好きなポケモンを使う」ことを第一にポケモンをしています。例として伝説あり環境では、全シーズンでレシラムを使用してランクマッチに潜っていました。スカーフ、チョッキ、メガネ、珠、ラム…… 物理も特殊も使ったことがあります。試行錯誤して戦うのが僕のスタイルなので、読んでいてイライラされるかもしれませんが、そういう理由です。すみません。

 

Ⅱ)構築完成までの経緯

 

(以下、常体)

 今回主役に選んだポケモンは「ワタシラガ」である。

ごまだんごさんのツイート(この記事の最後に掲載)をみて、今期はこいつを使おうと考えた。

ワタシラガは何といっても特性の綿毛が優秀なので、Sダウンをうまく活かせる伝説のポケモン探しから始めることとした。

 まず浮かんだのは「カイオーガ」だ。上から潮吹きを打てば、大体のポケモンは破壊できる。しかしお相手はちゃんとした対策ポケモン(トリトドンナットレイ、ラキハピ等)を基本的には用意していることが多いため、次にオーガ受けを破壊するポケモンを準備することにした。

 そこで思いついたのが潮吹きをタイプ受けしてくるムゲンダイナにも有利をとれる「日食ネクロズマ」だ。竜の舞を積めば多くのポケモンに役割が持てる点を評価した。この3体を基本として固定し、残り3体を工夫していくことで構築を完成させていくことにした。

 この3体では飛行タイプが重いと感じたため、「レジエレキ」を採用した。オーガを意識すればエレキが、エレキを意識すればオーガが重くなりがちというのに気付いた。また、日ネクと組み合わせれば壁張りっぽくみえる点も評価した。

 次に受けループ&イベル、黒バドあたりを意識して「バンギラス」を採用した。砂による襷つぶしや、クッションなど、たくさんのことができる万能ポケモンだと思う。

 最後に、鋼タイプが重たかったのと、地面の一貫を切るために「霊獣ランドロス」を採用して、構築を完成させた。

伝説の組み合わせが本当に無限にあり、対策しきることができないと感じたので、自分のやりたいことを通せれば勝ち、無理なら負けみたいな構築をつくることにした。

 

Ⅲ)個体紹介

 

カイオーガ 

臆病/雨降らし@拘りスカーフ

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・175-107-111(4)-202(252)-160-156(252↑)

 CS…ぶっぱ

 B…余り

 

・技構成…潮吹き、熱湯、冷凍ビーム、雷

熱湯の枠を波乗りにしてもよいが、襷枠のポケモン(マンムーホルード、ウーラ等)が30%で倒せるほうが強いと思い熱湯を優先した。

 

・普通のオーガ。これが一番強いと思う。メガネにしてバケモン火力にしてもよいが、ワタシラガを全試合で投げられる訳ではなく、目の前の1体しかSを落とせないためスカーフにした。初手は潮吹きで荒らして、最後サブウェポンでスイープできるのが強かった。

 

 

〇日食ネクロズマ 陽気/プリズムアーマー@ラムの実

Dusk Necrozma

・173(4)-209(252)-147-119-129-141(252↑)

 AS…ぶっぱ

 H…余り

 改善案…S135(204↑、+1で最速130族抜き抜き)にして、耐久に回す

 

・技構成…メテオドライブサイコファング、ロックブラスト、竜の舞

メテオドライブは確定、壁を割れるのとダイマ時に物理技であることを評価してサイコファング、ホウオウなどの飛行タイプを意識してロックブラスト、そして肝の竜の舞。

ダイアースが欲しい場面が何度もあったが、非ダイマイベルが珠ダメ+砂ダメで最低乱数でも落ちるため、本当にイベルが重い選出をしたとき等に活躍してくれた。

 

・ヌオー以外のあくび展開をしてくるポケモンを起点にできるポケモン。とりあえず電磁波を打ってくるミミッキュの目の前で竜の舞を押せるのも素晴らしい。ラムの実があると運負けが減るので、ラス1サンダーとかでも安心できる。想像通りの強さ。

 

〇レジエレキ 控え目/トランジスタ@命の珠

ソース画像を表示

・155-108-70-167(252↑)-71(4)-252(252)

 CS…ぶっぱ

 D…余り

 

・技構成…10万ボルト、ボルトチェンジ、破壊光線、電磁波

10万ボルトの枠はサンダープリズンや雷、ライジングボルト等も選択肢。電磁波は意外と打つ機会が多かった。

 

・準速でも+1最速100族抜き抜きのバケモン。最速なら+1最速116族抜きとなるが、その範囲に抜きたいポケモンがいなかったので準速で使用した。火力は申し分なくボルチェンで無振りオーガが中乱数1発、H252チョッキオーガに52,6%~と、2回対面すれば勝てる。地面タイプをオーガで飛ばして、レジエレキを通す動きが強かった。

 

バンギラス 意地っ張り/砂起こし@拘りハチマキ

Tyranitar

・191(124)-204(252↑)-131(4)-103-125(36)-93(92)

 HD…C252黒バドのダイホロウ(アストラルビット)+ダイソウゲン(ギガドレイン)確定耐え

 A…ぶっぱ

 S…4振りエアームド抜き、-1最速ゲロゲ抜き、-1準速ロトム抜き、-2準速130族抜き抜き

 b…余り

 改善案…Sを削ってDに回す

 

・技構成…ロックブラスト、嚙み砕く、地震、炎のパンチ

タイプ一致のロクブラと噛み砕くは確定として、ザシアン、ドヒデ引きに合わせる地震ナットレイエアームド意識の炎のパンチ。ランド意識で冷凍パンチ採用もありだが、今回は受け崩しが役割だったので炎のパンチを優先した。

 

・ちなみにこれはスポンジさんというポケモン強者の方がレシラムと合わせていた調整をそのままパクっている。かなり愛用している型。

 

〇霊獣ランドロス 陽気/威嚇@達人の帯

Therian Landorus

・165(4)-197(252)-110-112-100-157(252↑)

 AS…ぶっぱ

 H…余り

 

・技構成…地震、岩雪崩、空を飛ぶ、剣の舞

いつもの。ステロ入れてもいいが、流石に岩技もダイジェットも欲しかった。

 

・初手オーガを投げると、基本ハピナスナットレイに引くので、そこに合わせて投げて剣の舞を積む。そして全抜きする。分かりやすい運用で、分かりやすく強かった。

 

・持ち物がキモいと言われるのは知っている。しかし、陽気ではH252ザシアンを地震で落とせないのがとても気持ち悪かったので、しっかり落とせるようにした。その結果めちゃめちゃヌオーが重くなった。レジエレキとどっちのほうが多く投げるかを考えてランドを珠、エレキを磁石などにしてもいいと思う。てかそっちのほうがメジャー。今考えると柔らかい砂とかで良かったと思う。

 

〇ワタシラガ 図太い/綿毛@気合いの襷

ソース画像を表示

・167(252)-59-139(228↑)-100-154-84(28)

 H…ぶっぱ

 S…-2最速100族抜き

 B…余り

 改善案…Bを削ってSに回す

 

・技構成…ギガドレイン、光の壁、眠り粉、堪える

水地面タイプの弱点をつけて回復できるギガドレ、75%で相手を寝かせる眠り粉、襷と合わせてダイマターンを枯らせる堪えるは確定。ラスト1枠はAダウンの甘える、光の壁、宿り木の種……面白い技をたくさん持っている。構築に合わせてカスタマイズ可能なのが楽しい。

 

・眠りはゴミという方もいるかもしれないが、襷と合わせて2回打てばどちらかが当たる確率は93.75%である。明らかにこちらの方が確率有利だ。こいつの眠りからネクロやランドに繋いで積んだり、Sが負けている相手に対してもオーガがノーダメージで潮吹きを打つことができる。有名実況者さんも、「最速起きは切れ」と言っていたので、その精神で勇気をもって打っていた。

 

Ⅳ)主な運用方法

 

〇スタンダード

 カイオーガ+ワタシラガ+@1

 

コンセプト通りの選出。@1には主に日ネクや霊獣ランドロスが入ってくる。オーガの体力やダイマのタイミングを確認しつつワタシラガを切るかどうか判断するのが大事。

 

〇対受けループ

 カイオーガ+バンギラス+@1

 

初手オーガを見て出てくる特殊受けにバンギを合わせて破壊する。選出画面で誰を倒せばオーガや@1が通るか確認しておけば打つ技が見える。バンギは交代読みしっかりと駆使したい。迷ったら噛み砕く。    

 

(実は基本選出と呼べるほどのものはなく、相手を見て柔軟に投げていた。この2つくらいしか書けない。)

 

Ⅴ)最終結

 

全体…139勝115敗(勝率54.7%)

最終日…23勝11敗(勝率67.6%)

最高776位、最終832位(レート1841)

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Ⅵ)後語り

 

まだまだ開拓の余地があると思う。ジガルデが少なかったため助かったが、ワタシラガジガルデ対面作られたら身代わりでオワオワリ。襷枠やヌオーなどがキツいため、本当に上振れだったのだと思う。努力値調整もあまり練れなかったので、この記事を読んでくださった人にたくさん助言をいただきたい。レジエレキをサンダーに、ランドロスカバルドンにすれば眠りの幅が増えるので強いかもしれない。そんなことよりワタシラガがガチポケであることが分かっていただけるとそれだけで1か月頑張った意味があったと思う。ポケモン実況者の目に留まって動画のネタにされるのを期待して……

レンタルは上げていますがPPを増やし忘れている()おそらく自分でワタシラガを育成したほうが良い。

 

Ⅶ)参考サイト、紹介等

・こにぴーのTwitter(フォローしていただけると幸いです。https://twitter.com/konipixie_524?t=l3-sZx5-ebdrIVMkk_6NjA&s=09


ポケモン徹底攻略さま(ワタシラガの育成論)

・ポケマネさま(ダメージ計算、素早さ計算)

・ごまだんごさんのツイート

 

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました!ベストウィッシュ!